Consumables & Inventory

メンエス消耗品の使用量と発注頻度

消耗品は『なくなってから買う』のではなく、月間来客数と1人あたり使用量から発注点を決めます。ここでは1日5名・月24日、月間120名の小規模店舗を例に、初期在庫と安全在庫を計算します。

更新日:2026年7月15日 / 執筆:メンエス備品ガイド編集部

費用・使用量は公開価格と記載した運用条件から編集部が試算した目安です。家賃・人件費・広告費は店舗条件により別途変動します。

要点

計算例の来客数
月120名 - 1日5名×24営業日
オイル初期在庫
約5.8L - 40mL×120名+安全在庫20%
個包装アメニティ
各144個 - 1人1個×120名+安全在庫20%
棚卸し
週1回 - 欠品前に発注点を更新

月間使用量は来客数から計算する

基本式は『月間来客数×1人あたり使用量×1.2』です。最後の1.2は、予約の増加、破損、使用量のばらつきに備える20%の安全在庫です。納期が長い商品や繁忙期は1.3に上げます。

開業直後は推定値しかないため、最初の2週間だけ毎日の使用量を記録し、実績値で翌月の発注数を更新します。

発注量の基本式:月間来客数 × 1人あたり使用量 × 1.2。まとめ買い前に、保管場所と使用期限も確認します。

メンエス消耗品一覧と月間使用量

以下は月120名を想定した目安です。個包装品は1人1個、オイルは40mLから計測を始め、店舗の施術内容と実測値に合わせて調整します。

消耗品1人あたり月120名+20%確認頻度
施術オイル約40mL約5.8L週1回
紙パンツ1枚144枚週1回
個包装マウスウォッシュ1本144本週1回
使い捨て歯ブラシ1本144本週1回
ボディタオル1枚144枚週1回
飲料水1本または1杯144回分週1回
洗剤・前処理剤洗濯量で計測2週間の実績から算出洗濯日ごと
清掃クロス・手袋営業日で計測24日分+予備月2回

発注点は納期と安全在庫で決める

発注点は『1日平均使用数×納期日数+安全在庫』で決めます。たとえば紙パンツを1日5枚使い、納期3日、安全在庫20枚なら、残り35枚になった時点で発注します。

Amazonや楽天の在庫は変動するため、営業に必須の品は代替商品を1つ登録しておきます。単価だけでなく、納期、ロット、保管スペースを含めて決めます。

  • 発注点=1日平均使用数×納期日数+安全在庫
  • 開業後2週間は毎日記録し、その後は週1回棚卸しする
  • 繁忙期・連休・セール前は安全在庫を30%まで増やす
  • 必須品は代替商品と購入先を事前に1つ決める

在庫をA・B・Cの3段階で管理する

すべてを同じ頻度で数える必要はありません。欠品すると営業できないもの、代替できるもの、演出・追加サービス用のものに分けます。

区分対象棚卸し
A:欠品不可オイル、紙パンツ、タオル、洗剤週1回
B:早めに補充マウスウォッシュ、歯ブラシ、ボディタオル月2回
C:追加・演出香りの種類、予備小物、季節用品月1回

保管場所と先入れ先出しを決める

在庫数だけ合っていても、包装破れ、湿気、液漏れ、期限切れがあると営業には使えません。納品日を箱に書き、古いものを手前、新しいものを奥に置きます。

  • 洗面所には当日使用分だけを出し、予備は扉付きの棚に保管する
  • オイル・洗剤は受け皿を使い、食品・タオルと分ける
  • 個包装品は外箱を開けた日と残数を記録する
  • 棚卸し表には残数、発注数、納品予定日、代替品を記録する

単価ではなく1来店あたり原価を見る

大容量商品が必ず安いとは限りません。使い切れない在庫、保管スペース、衛生感、液漏れを含めて、1来店あたりの実質原価で比較します。

オイル、紙パンツ、個包装アメニティ、飲料、洗剤を合算し、月次で『消耗品費÷来客数』を確認します。来客数が増えたのに1人あたり原価も上がる場合は、使用量か仕入れ条件を見直します。

よくある質問

メンエスの消耗品は何か月分まとめて買うべきですか?

開業時は2週間〜1か月分から始め、実際の使用量を記録して調整します。営業必須品は20%の安全在庫を持ちますが、期限や保管場所を超えるまとめ買いは避けます。

オイルは1人あたり何mL必要ですか?

まず40mLを仮置きし、コース時間と施術内容ごとに実測します。月120名なら40mL×120名×1.2で約5.8Lが初期在庫の目安です。

紙パンツやマウスウォッシュの発注点はどう決めますか?

1日平均使用数×納期日数+安全在庫で計算します。1日5個、納期3日、安全在庫20個なら、残り35個で発注します。